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脳神経外科

概要

脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷などの手術治療を中心に、脳神経外科全般の疾患に対応しています。
【主な医療設備】
  • 高性能手術用顕微鏡
  • 手術用ナビゲーター
  • 超音波メス
  • 定位脳手術装置
  • 超音波診断装置
  • 誘発電位記録装置
  • 3Dロードマップ対応脳血管内手術用DSA装置
  • CT
  • MRI
  • SPECT(脳血流定量検査) など
また、重症患者対応のICUとは別に、脳卒中急性期患者対応病棟SCU 6床を有しています。

脳神経外科の特色

脳神経外科領域は、画像診断機器や手術器具の開発改良が最も著しい分野の一つです。現在活躍する脳神経外科医は、長年顕微鏡下の手術技量を上げるべく研鑽してきました。しかし、この十年ほどで脳血管障害治療に関しては、血管内手術が重要な位置を占める様になっています。当科はいずれの治療にも十分な経験があり、個々の病状でより適した治療法が選択できるよう体制を整えています。
また、脳血行再建術(バイパス術)に関する厚労省班研究(JET study)に参加した経験から、エビデンスに基づく医療の実践に努めています。手術適応決定には、正確な脳血流定量検査と脳循環予備能の評価を行い、効果判定には高次脳機能評価を実施しています。
脳血行再建手術外来火曜日 9時00分~

脳血行再建手術外来:高次脳機能障害や片麻痺失語症など生活の質を大きく損ねる脳卒中の危険性を軽減させる目的で、脳動脈硬化症による脳虚血状態を改善し脳梗塞の予防に寄与するのが脳血行再建手術です。医学的証拠に基づき慢性的な脳虚血状態を確認し、適切な脳血行再建手術の適応を診断する目的の専門外来です。この外来では、正確な脳血流量測定と脳循環予備能の評価を行い、脳梗塞発症の危険性を判断して適切な治療をお勧めしています。

主な対象疾患と治療法

脳血管障害

  • くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(クリッピング術、コイル塞栓術)
  • 脳内出血(開頭血腫除去術、CTガイド下定位的血腫吸引術)
  • 超急性期脳梗塞(t-PA静注による血栓溶解治療、UK動注による局所血栓溶解術、TREVO等機械的血栓除去術)
  • 慢性的脳虚血に対する脳梗塞予防血行再建(バイパス手術、頸動脈ステント留置術、頸動脈内膜剥離術)

脳腫瘍

  • 良性腫瘍(髄膜腫、聴神経鞘腫、下垂体腺腫等)摘出術
  • 悪性腫瘍の集学的治療(摘出術、定位的あるいは分割照射による放射線治療、免疫化学療法)

機能的疾患

  • 三叉神経痛や顔面けいれんに対する神経減圧術
  • 顔面けいれんや痙性斜頸に対するボトックス治療

診療内容

脳血管障害や脳腫瘍に対し、ほとんどの手術治療や脳血管内治療に対応可能です。
医療技術の維持が最重要であると考えており、最新の知識の吸収や新しい医療機材の整備にも積極的に取り組んでいます。脳血流定量検査や高次脳機能検査など、脳機能評価に必要な検査の充実も図っています。
くも膜下出血・脳出血・脳梗塞に対して、急性期に手術治療や脳血管内治療および薬物治療(内科的治療)を行い、後遺症状の改善のため早期にリハビリ治療も開始します。

脳血管内手術について

脳血管内手術室にて

当科では、平成12年3月くも膜下出血の治療に脳動脈瘤コイル塞栓術を導入して以来、15年間で約400例の血管内治療を行い良好な成績を得ています。
脳動静脈奇形や動静脈瘻に対する塞栓術、脳腫瘍栄養血管塞栓術、脳梗塞治療として超急性期血栓溶解術やトレボリトリーバー等による血栓除去術等の他、脳動脈硬化(閉塞や狭窄)による脳梗塞予防のための脳血行再建術(バイパス手術や頸動脈内膜剥離術)に加え、頸動脈狭窄に頸動脈ステント留置術を施行しています。
平成27年7月より最新鋭の血管撮影装置が導入され、画質の向上により今まで以上に高度な脳血管内手術が可能となりました。また、放射線被ばく量が従来の約1/4となり、安全性にも配慮された高性能機種です。
脳血管内手術は「切らずに」行え、体への侵襲が少なく、患者の負担が軽いのが特徴です。現在では脳血管障害の多くで、血管内手術での根治が可能です。
お気軽に、当科外来でご相談ください。

スタッフ紹介

氏名役職専門
山口 武兼
(やまぐち たけかね)
公社理事長脳神経外科専門医
清田 満
(せいだ みつる)
部長脳神経外科専門医
脳血管内治療専門医
脳卒中の外科技術指導医
山本 崇裕
(やまもと たかひろ)
医長脳神経外科専門医
熊谷 廣太郎
(くまがい  こうたろう)
医員脳神経外科専門医
脳血管内治療専門医
原 祥子
(はら しょうこ)
医員日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
東京医科歯科大学脳神経機能外科学分野非常勤講師
順天堂大学放射線診断学講座非常勤助手
医学博士

一般社団法人National Clinical Database (NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

1.NCDに登録する情報の内容
 2015年1月1日以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。

2.登録する情報の管理・結果の公表
 登録する情報は、それ自体で患者さん個⼈を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。
 当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
 データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。

3.登録の拒否や登録情報の確認
 データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。
 また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当科のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
 当科からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
 当科がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。
 本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。

 一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ
 URL: http://www.ncd.or.jp/

本院で脳神経外科治療を受けた患者さんへのお願い

現在、当院では、「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND) 」に協力しています。
2018年1月から当院脳神経外科に入院された患者さんの臨床データを解析させて頂き、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。
解析にあたって提供するデータは、提供前に個人を特定できない形に加工した上で提供しますので、患者さんの個人のプライバシーは完全に保護されます。
本研究の解析に自分のデータを使用されることを拒否される方は、当事業実施責任者の脳神経外科 清田 満にその旨お申し出下さいますようお願い致します。
その他研究事業についての資料の閲覧を希望される方は、研究班ホームページ(http://jns.umin.ac.jp)をご参照下さい。