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眼科

概要

当科では、地域の患者さんとの信頼関係をもっとも大事にしたいと考えております。病気をしっかり理解してもらい、納得したうえで、熱意をもって診療させていただきます。
当科では、眼科全般について診療していますが、とくに以下の内容に力を注いでいます。

  1. 乱視矯正も可能な白内障手術(日帰り手術可能)
  2. 緑内障の早期発見
  3. 糖尿病網膜症など、網膜・硝子体疾患に対する治療(抗VEGF薬治療含む
  4. 難症例も含めた硝子体手術(症例により日帰り手術も可能)
  5. 網膜剥離の治療

外来診療日は月曜、水曜、木曜(代診医)、金曜です。
手術日は火曜で、大学病院からの助手(非常勤医師)とともに2人体制で手術を行っております。

皆様のよりよい視覚のためのお手伝いが出来ることを、スタッフ一同目指しております。セカンドオピニオン含め、眼の病気についてどんな些細なことでも、分からないこと、疑問に思うことは遠慮なくご質問ください。眼科経験が豊富な視能訓練士、看護師一同、いつでも丁寧に対応させていただきます。

特色・専門領域

1.日帰り白内障手術が可能。乱視の矯正も可能な白内障手術。

※患者さんのお身体の状態などによっては入院をおすすめする場合もあります。

当院では白内障手術器械(H29年よりAlcon社:センチュリオンを導入)によって、小さな切開での白内障手術(当院では2.4mmの切開創)を行っております。さらに白内障手術における眼内レンズ度数決定において、「Zeiss社: IOLマスター500」を導入しております。
また、もともと乱視の強い方の場合、通常の白内障手術では乱視は矯正できませんが、当院ではトーリック眼内レンズも採用しており、乱視矯正ができる白内障手術にも対応しております。
眼の手術、というと怖いイメージがありますが、見えない方が見えるようになった時の喜びは、とても言葉では言い表せないものです。手術は5~10分程度で、痛みはほとんどありません。「白内障があると言われてはいるけど、怖くて・・・」という方、手術で悩まれている方など、いつでも御相談下さい。

白内障

白内障手術後

2.先進国失明原因のトップである緑内障の早期発見・早期治療

緑内障とは、眼圧(眼の内の圧力)によって眼の神経が徐々に圧迫されて障害され、視野が徐々に欠けていく進行性の病気です。日本人に最も多いのは「正常眼圧緑内障」と呼ばれるタイプで、眼圧が正常範囲(10~21mmHg)にも関わらず視野障害が進行するタイプです。
緑内障は初期の頃は全く自覚症状がありません。見えづらさを自覚する頃にはかなり視野障害が進んだ進行期ですが、白内障だと思いこんでさらに放置してしまう方もいます。一度障害された神経は治らないため、緑内障で見えなくなってしまうと手術でも治せません。このため緑内障は失明率が高く、現在先進国の失明率のトップとなっています。また緑内障は遺伝することがあり、身内に緑内障の方がいた場合は要注意です。

当院ではこのような怖い緑内障に対し、早期発見・早期治療を心がけています。経験豊富なスタッフ(視能訓練士:ORT)2名により視野検査を行っているほか、平成24年より光干渉断層計(Zeiss社:Cirrus OCT)を導入し、視野に障害を来すよりさらに前段階(緑内障性視神経症)での緑内障早期診断が可能となりました。健康診断で「視神経乳頭陥凹拡大」と指摘された方など、いつでも御相談ください。
・緑内障の視野変化

視野の異常は、かなり進行してもなかなか自覚できないことが多く、緑内障の発見を遅らせる要因の1つとなっています。


・OCT(光干渉断層計)による緑内障の早期診断

両眼ともに神経線維層が上下で欠損しており、緑内障性の変化をきたしています。
緑内障では、このような変化が視野異常に先立って出現します。


3.当院内科との密接な連携による糖尿病網膜症の治療

糖尿病網膜症は、緑内障と並び現在先進国の失明原因のトップです。かなり進行しても自覚症状に乏しい病気のため、「眼が見えづらくなってからようやく眼科を受診したが、すでにかなり病気が進行しており、視力回復は困難」となる方も多い、とても怖い病気です。当科では多くの糖尿病の患者さんが受診されておりますが、内科との連携を密にしっかりと取っており、糖尿病網膜症の患者さんを見逃すことのないように診療を行っております。また光干渉断層計(Zeiss社:Cirrus OCT)により網膜の断層画像を詳細に把握し、的確な治療(ステロイド注射、抗VEGE薬注射、レーザー治療、硝子体手術など)を行っております。出来る限り早期に適切な診断、治療を行うことで、糖尿病による失明予防に積極的に取り組んでおります。
・糖尿病網膜症の眼底写真


OCT(光干渉断層計)による網膜の断層画像


4. 硝子体手術に対応

硝子体手術とは、硝子体(眼内を満たすゲル状の成分)や網膜に生じた疾患(出血、網膜のむくみ、網膜剥離など)に対して、直接眼球内に器具を挿入して行う手術です。
硝子体手術装置は近年飛躍的な進歩を遂げ、数年前と比較し手術の安全性は格段に向上しておりますが、さまざまな眼科手術の中でも手技が困難のため、限られた施設でしか施行されていません。
当院では硝子体手術装置(コンステレーション:Alcon社)を平成25年度より導入し、創口が25ゲージ(0.5mm)という小さい切開創での手術により、さまざまな網膜硝子体の疾患(下記)の方に対し、積極的に治療を行っております。
なお術中の視認性向上のため、若年の方を除き、白内障手術と同時に行うことがほとんどです。(既に白内障の手術を受けられている方は、硝子体手術のみを行います。)

手術は局所麻酔で行い、痛みはわずかです。
所要時間は症例によりますが、だいたい30分~1時間程度で、日帰り手術にも対応しておりますが、網膜剥離など術後にうつ伏せが必要になるような手術の場合は入院で行っております。

<硝子体手術を必要とする代表的な疾患>
1)糖尿病黄斑症
2)増殖糖尿病網膜症
3)網膜前膜
4)黄斑円孔
5)硝子体出血
6)裂孔原性網膜剥離   
7)眼内レンズ毛様溝縫着術および強膜内固定術  など

硝子体手術装置
(コンステレーション:Alcon社)

白内障手術装置
(センチュリオン:Alcon社)

25ゲージ切開創での硝子体手術

LUMERA700

主な医療設備

外来

  • 細隙燈顕微鏡(3台)
  • 眼底カメラ
  • ノンコンタクト・トノメーター
  • ゴールドマン視野計
  • ハンフリー視野計
  • 超音波診断装置
  • レフケラトメーター
  • マルチカラーレーザー
  • YAGレーザー
  • 角膜形状解析装置
  • カラー拡大読書器
  • ハンディ・レフラクトメーター
  • 手持ちスリットランプ
  • ERG(網膜電図)検査装置
  • ヘス複像検査装置
  • フリッカー検査器
  • 光干渉断層計(Cirrus OCT)
  • IOLマスター(モデル500)

手術室

  • 白内障手術装置:センチュリオン(Alcon社製)
  • 眼科手術用顕微鏡:LUMERA700(Carl Zeiss社製)
  • 硝子体手術装置:コンステレーション(Alcon社製)

診療実績

手術件数(平成30年度)

手術内容件数
白内障手術457
IOL2次移植術7
硝子体手術83
増殖性硝子体網膜症手術14
網膜剥離手術(再掲)11
抗VEGF薬硝子体内注射133

スタッフ紹介

氏名役職専門資格
武田 淳史
(たけだ あつし)
医長白内障、網膜硝子体疾患日本眼科学会眼科専門医

視能訓練士(ORT):常勤2名